薄毛の悩み

薄毛や抜け毛に育毛剤を使用しても効果が出ない理由は〇〇が原因

頭を抱えるハゲた男性

あなたは薄毛や抜け毛が気になりだしてこれから育毛剤を試そうと思っていたり

または育毛剤を使用しているけれど効果を実感できていないといったことはありませんか?

これから育毛剤を試そうという方や育毛剤の効果を実感できていないという方は

薄毛の原因をしっかりと把握してから育毛剤を使用していますか?

実は薄毛の改善の為に育毛剤を使用しても効果を実感できる人とできない人がいて、それには理由があります。

この記事では、育毛剤を使用する前に知っておくべき事として

  1. 薄毛の予防に育毛剤を使用する前にするべきこと
  2. 育毛剤の効果を実感できる人とできない人の違い
  3. 薄毛の原因にあった育毛剤や薬の選び方と注意点

といった内容で、薄毛の予防や改善の為に育毛剤を使用して失敗しない為に必要な情報を紹介していきます。

薄毛予防や改善に育毛剤を使用する前にするべきこと

カウンセリングを受ける男性

まず初めに育毛剤を使用する前にしなければならない事として、自分の薄毛の原因を知る為に専門のAGAクリニックや皮膚科で診断を受けることが大切になります。

薄毛の原因には男性型脱毛症(AGA)と呼ばれる脱毛症があり

このAGAと呼ばれる症状の薄毛には、市販の育毛剤を使用しても効果を得ることは難しくミノキシジルと呼ばれる成分の含まれた発毛剤を使用する必要があります。

そして症状によっては外用薬と合わせて内服薬も併用する必要があり

正しい薄毛の治療をする為には、専門のクリニックを受診して薄毛の原因を知ったうえで正しい治療をしなければ効果を得ることが難しくなります。

反対にAGAではないのにAGAの外用薬や内服薬を使用することは無駄に体に負担をかけるだけで効果を期待できないので注意しましょう。

自己判断せずにAGAクリニックや皮膚科で診断を受けよう

外用薬や内服薬は個人輸入代行などでジェネリック医薬品で安く購入することができますが

さまざまな副作用が報告されているなど使用する際に注意が必要になります。

そのため薄毛が気になるから気軽に服用することは危険なので

一度専門のクリニックを受診してAGAかどうかの診断を受けて使用する薬や使用量を確認する必要があります。

一度受診して薄毛の原因を知ることで、効果を期待できない育毛剤にお金を無駄に使うことも無くなり

自分にあった治療を行うことができるので、薄毛の改善の為の期間や治療費の無駄を無くすことができます。

育毛剤の効果を実感できる人できない人の違い

髪の毛を気にする男性

育毛剤の効果を実感できるかできないかは、男性型脱毛症(AGA)と呼ばれる脱毛症であるかないかの違いになります。

なぜAGAには市販の育毛剤で効果を得られなかというと、毛髪にはヘアサイクルというものがあります。

成長期→退行期→休止期を3~5年のサイクルで行われており、AGAはこのサイクルの成長期が脱毛因子(DHT)の影響で短い期間で終了するために起こります。

AGAによるヘアサイクルの乱れに作用する成分はミノキシジルで以下の効果があります。

  1. 休止期の毛包に成長期へ移行を促進させる
  2. 成長期の期間短縮を改善する(短くなった成長期間を延長する)

このミノキシジルの成分は育毛剤には含まれていないためAGAによる薄毛には育毛剤は効果が得られなということになります。

ミノキシジルの含まれているものは、発毛剤となります。

育毛剤と発毛剤の違いについて簡単にまとめます。

育毛剤と発毛剤の違いと効果

育毛剤の効果と特徴

  1. 髪の毛を生やす効果はない
  2. 今ある髪の毛を太く長くする
  3. 髪の毛が育ちやすくするために頭皮の環境を整える
  4. AGAによるヘアサイクルの乱れは改善できない

育毛剤の役割は髪の毛を生やすことではなく髪の毛が育ちやすくするために、頭皮を清潔に保ち髪の毛が太く育ちやすい環境を整えるものです(薄毛を予防するもの)

発毛剤の効果と特徴

  1. 薄毛・抜け毛を改善する
  2. 新しい髪の毛を発毛させる効果がある
  3. AGAによるヘアサイクルの乱れを改善する
  4. 副作用が発生する場合がある

髪の毛の抜け落ちた頭皮に新しい髪の毛を生やす効果のあるものは、発毛剤になります

発毛剤(ミノキシジル)を使用すると初期脱毛と呼ばれる大量の抜け毛がでたり、発毛剤だけでは薄毛を改善できないこともあるため使用する際は注意が必要になります。

男性型脱毛症(AGA)と呼ばれる脱毛症の場合は、ミノキシジルの含まれた発毛剤を使用してAGA出ない場合は、ミノキシジルの含まれない育毛剤を使用しましょう。

薄毛の原因にあった育毛剤や薬の選び方と注意点

育毛剤とシャンプー

薄毛の治療にAGAクリニックを受診した場合は、外用薬や内服薬など薄毛の進行度合いに応じた処方をしてもらえます。

中にはAGAクリニックなどへ行くことが恥ずかしいなどの理由でこっそりと治療したいという方もいると思います。

そこでAGA治療に使用する内服薬について効果と副作用をまとめていきます。

男性型脱毛症(AGA)内服薬フィナステリドの効果と副作用

AGAとは男性ホルモンが5α-リダクターゼと結びつくことでDHTと呼ばれる悪性の男性ホルモンに変換され毛根に反応してヘアサイクルを乱すことで薄毛が進行します。

AGAの進行を食い止める薬としてⅡ型5α-リダクターゼを抑制するフィナステリド(プロペシア)とⅠ型・Ⅱ型5α-リダクターゼを抑制するデュタステリド(ザガーロ)があります。

フィナステリド(プロペシア)の効果と副作用

  1. Ⅱ型5α-リダクターゼを抑制する
  2. 効果は緩やかだが効果も緩やか
  3. 性欲減退・勃起不全・肝機能障害の副作用が起こる(発現率は低い)

Ⅱ型5α-リダクターゼの抑制をするフィナステリド(プロペシア)は、前頭部や頭頂部の薄毛が気になる人が服用する内服薬になり効果は緩やで副作用がでにくく安価になります。

デュタステリド(ザガーロ)の効果と副作用

  1. Ⅰ型・Ⅱ型5α-リダクターゼを抑制する
  2. AGAの予防効果がフィナステリドより高い
  3. 副作用の発現率がフィナステリドに比べ高め

Ⅰ型(側頭部や後頭部)・Ⅱ型(前頭部や頭頂部)5α-リダクターゼを抑制するデュタステリド(ザガーロ)は効果が高く副作用の発現率も高く価格も高価になります。

フィナステリド(プロペシア)とデュタステリド(ザガーロ)を使用してはいけない人もいるため注意のいる薬になるので気を付けましょう。

男性型脱毛症(AGA)内服薬ミノキシジルの効果と副作用

内服薬のミノキシジルには、血行促進・ヘアサイクル正常化・新しい毛を生やす効果があり外用薬に比べて高い効果を得ることができますがその分副作用も大きくなります。

ミノキシジルの副作用

  1. 治療の初期段階で抜け毛が多くなる
  2. 動悸・息切れ・頭痛・めまい
  3. 肝機能障害・心疾患
  4. 多毛症(頭皮以外にも毛が生える)

内服薬のミノキシジルも服用してはいけない人もいるためクリニックを受診せず使用する人はしっかりと知識を得てから服用するようにしましょう。

まとめ:薄毛(AGA)の治療はまずクリニックに相談

AGAの男性

薄毛にはAGAとそうでない場合がありAGAの場合は原因により使用する薬が違うなどむやみに服用すると副作用の心配があるなど個人で治療することは危険が伴います。

まず始めは安全性のためにも専門のクリニックや皮膚科などに相談することが、正しい治療をする近道であり無駄にお金を使うこともなくなります。

薬代を安く済ませたいという方も一度は専門のクリニックを受診をしてから個人輸入代行に切り替えるようにすることをおススメします。

治療の効果が出るまでにも時間がかかるので、薄毛が気になり始めたらすぐに行動することも薄毛の進行を予防するためにも大事になります。

この記事が薄毛で悩んでいたり育毛剤の効果を実感できなくて悩んでいる人の参考になれば幸いです。